miraidaikichiのブログ

ロシアンルーレットな未来 ~Будущее за русской рулеткой~

ロシアンルーレットな未来:イスラム教犠牲祭

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ロックダウン解除後の赤の広場

 7月31日から8月3日まで、イスラム教の犠牲祭というのがあり、外務省からは注意喚起のアナウンスがされている。

犠牲祭は、イスラム教徒によるサウジアラビアの聖地メッカへの大巡礼が終わりを迎えるイスラム暦12月10日から3-4日間行われ、この間、イスラム圏の国々では休日となります。また、欧米諸国等の非イスラム圏においても、イスラム教徒が多数居住する地区等では、犠牲祭にかかわる宗教行事が行われることがあります。 
 犠牲祭に際して、イスラム教徒は、神(アッラー)への捧げ物として、羊、牛、山羊などを屠り、貧しい人々と分け合うことが習慣となっています。

とのこと。

今までの人生で初めて知ったことでもある。

もちろん注意をすることには変わりないが、こういうことを知りながら見る景色も変わってくるのだろうなと思う。

モスクワの人は果たして意識をしているのだろうか。

 

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:三浦春馬の自殺

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Ticket Centre

 俳優の三浦春馬が自殺したようだ。

原因などはよくはわからないようだし、本当のところはわかる由がないことだろう。理由は一つではないだろうし、死を選ぶ理由やタイミングなどはその本人ですら、説明もできないことではないのかと思う。

 

しかし、いずれにしても、その心境まで追い込まれてしまった事実はあるだろう。

どんなことがあろうと、やっぱり死んでしまったらおしまいだというシンプルな思いがある。追い込まれてしまった人には通じない言葉なのだろうが。

 

追い込まれることないようにしない限り、対策がない。

追い込まれないようにするには、普段の価値観の発想を変えるしかないと思う。

 

それはある意味での適当さ。理由のない楽観視。なんとかなるだろうという無責任さ。

人生など、良いことも悪いこともあって成り立っているのだという考えになることが大事な気がする。実はそれは、許容能力でもあると思う。

だから難しいことなのかもしれない。しかし、人生で生を受けてやれることはたった1回しかない。(生まれ変わるかどうかは別として)

しかも、その時間は非常に短い。その短い時間であるならやれることがあるならやってみたらいいと思う。

死を選ぶほど、他人や周りに影響されるべきではない。

死を選ぶほど追い込まれるなら、そんな周りはもう捨ててしまえばいいくらいの思いがあれば、いい気がする。

 

人生において、何が良いのか悪いのか、何が得なのか損なのか。そういうことを自分が決めていればいいことなんだろうと思う。

 

死んだ後には、後悔すらできないのだから。

 

 

未来大吉

 

ロシアンルーレットな未来:アメリカのVISA発給停止

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 トランプ政権は、コロナの影響で、①オンライン授業だけにする大学、②日本人駐在員に対するVISAの発給を停止すると決めたようだ。

どんな状況においても自由を標榜していたアメリカは終わったのかと寂しい思いもするが、これがニューノーマルの片りんでもあるとも思う。

自分が初めてアメリカに降り立ったのは1985年、そして野茂がメジャーに挑戦した年を含めた94年から96年、そして1998年から2009年までと生活をしており、自分の人生の大切な一部だ。そのときそのときの記憶が映像のみならず、音楽、匂いなどまで明確に覚えている。

ネットが発達してオンラインでかなりの情報入手とコミュニケーション、また3Dプリンターなどを使えば、モノすら遠隔地に移動が可能な世の中になってしまったのだから、ある意味致し方ないことかもしれない。

以前は国を跨ぐということがとてもハードルが高く、また新鮮で貴重な経験だったのだが、今の世の中で、見知らぬ土地という感覚が減ってはいるのだろうなと思う。

話は飛ぶが、こういうことが進むと宇宙だっていずれは”日常”になってしまうかもしれない。太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を聴いていると、いい曲だなあという思いは別として、曲で描かれている世界などもう現在のテクノロジーと習慣の中では実現していない世界なんだと思う。技術が発展し、世の中がどんどん便利になっていく。変わっていくということが止まることはないだろう。江戸、明治、大正、昭和、平成、令和とそれぞれ”よき時代”であったには違いない。テクノロジーの発展で物理的にも枠組みが広がり、グレーになっていく。

VISA発給停止というのは、あらたな枠組みの世界では、ある意味納得のいくことなのかもしれない。

物理的に存在しなくても、目的は達成できるの時代だから。

ただ、このニューノーマルが進むと、やはり、物理的な枠組みの大切さというのが再度見直される気はする。

ロックダウンで3か月、在宅、オンライン生活を余儀なくされているが、やはり物理的な接触を求めているのがほとんどの人たちだと思う。

しかし、これから生まれてくる世代にとってはそれも違ってくるのかもしれないなと思う。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:コロナによる価値観変化

  • f:id:miraidaikichi:20200702024255j:plainコロナで明らかに自分自身でも、実感できる価値観の変化がある。沢山あるのだが、顕著な一つとして、”物欲”である。

  • 以前のようには、”モノ”への執着や欲求が明らかに減ってきている。理由としては、自分の時間が増えたこと。関連して他者の目や評価を以前ほど気にしなくてよくなったことなどがある気がする。人の目に触れたり、そのことで評価を下されることより、より内面的なもの、精神的なものへの欲求が強くなっている。
  • また、コロナの影響もあり、より健康や心に目が向いている気がする。そうすると、より自分という身体と心に何を入れ込むのかということに興味が出てくるのだ。そのことにより、例えば食材など身体にどう影響があるのかということが、以前は無頓着であった、あるいは、頭でわかっていたことでも、心では無視していたことなどが、その価値が身しみてくるのだ。
  • 表層的な”ブランド”ではなく、本質的なブランド、価値がこれからは評価されていく時代になると思う。ブルックスブラザースが経営破綻をしたらしい。それこそ老舗のブランドだ。数か月前にはバーニーズニューヨークの破綻もあった。コロナによって影響を受けたブランドたちだ。
  • しかし、それは経営上の問題ではなく、世の中の価値観の変化による”ブランド”価値の変化による必然的な結果な気がする。
  • いつの世も歴史を振り返れば、とても”贅沢”な時代が見えてくる。”贅沢”という意味には、必要以上の価値が含まれているのだろう。
  • しかし、選択肢が増え、いろんなことを手にすることも、またそのサイクルがこれだけ速くなってしまった時代では、ひと昔前のじっくりと感じる付加価値は合わないのだろう。ナガオカのレコード針で聴くアナログのレコードなどは、”贅沢”すぎる道楽の世界なのだ。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:ロシア人はプレッシャーをかけないと動かない

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グム前

 現地ロシア人社長と話をしていて、彼が言うのである。

ロシア人はプレッシャーをかけて、初めて慌てて動くんだよと。前もって計画をして準備していればいいものを、例えば、お客様がついて慌ててそれに間に合わせてやるみたいなところがと。だから、ロシア人スタッフには、しっかり厳しい納期を設定し、それまでにこれこれを絶対にやれ!とプレッシャーをかけないと動かないという。

それはソビエト時代からの流れなのか、確かに上や権力からの指示を待つ、指示に従うという姿勢があるようなことを感じてはいる。

その意味で、ギラギラ、ガツガツしていないイメージは否めない。

非常にまじめに仕事にも取組み、決められたことはしっかりとこなしていくのだが、頻繁に新しい提案をしてきたり、提案を通すためにあきらめないで粘ってきたりという感じはない。よって雰囲気としては穏やかな空気の中で仕事が進んでいくというのが印象であり、アメリカや日本での仕事の雰囲気とは違ったところだ。

 

一方で、ルールや決まりに非常に頑固にうるさかったり、フレキシブルなところがなかったりする人もいる。ソビエト時代とロシア時代での世代の差はあるようだ。

 

ただ共通して言えるのが、ガツガツしたギラツキ感はあまり感じないのである。

さてさて、これからまた発見があるだろう。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:ゴルフ事情

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 ロシアに来て初めてゴルフ場に来た。もちろん、ロシアではゴルフは普及しておらずゴルフ場の数も少ない。だから、日本人がプレイするゴルフ場も2つか3つと限られている。仲間も少ないから、さらにそこで限定される。

初めてプレイしたのが、ツレーボーゴルフクラブというところ。なんとジャックニクラウスのデザインであった。

入口から重厚な感じでいかにも高級感が漂う。ドライビングレンジもきれいに整備されている。

実際のコースはニクラウスデザインだけに、非常に戦略的である。全てのコースに罠がある。クリークは多いだけではなく、日本にある池のように、実際には景観であり、普通に打っていれば入ることのないという設計ではなく、確実にちょっとミスをすると入るようにガチにデザインされている。またバンカーも同じ。場所が入ってしまうところにガチにおかれ、その深さは人の身長を超えてる。日本のように、グリーン周りのバンカーにある意味入れてしまっても戻してリカバリーすればいいという感覚にならない。

グリーンはワングリーンで比較的狭いうえにフラットなところがなく、全てアンジュレーションがあり、上り下りフックスライスのラインを毎回求められる。グリーンの整備は行き届いており、おそらく10フィートくらいの速さでセットされている。止まりにくいグリーンでもある。

確かに、この設定では、いわゆるアマチュアに対する”救済”がない。日本ならショートホールもグリーンに乗らなくても、寄せワンパーが簡単になっているコースが多い。

ここは無理だ。グリーンを外して寄せワンどころか、いくつも張り巡らされている罠に入ると、ダボ、トリプルのリスクが高い。バンカーツーバンカーなどは当たり前の設計。しかし、まあ、おそらくレベルが高くない人が多いこの国で、よくもこんな難題なコースを作ったものだと感心した。

ゴルフ場というのはそれでも、ミスをしなければ、よいスコアで回れる。しかし、最近はミスをしてもよいスコアで回れてしまうデザイン(そうしないと客が来なくなるからだろう)が多い中、関心した。

これなら、決して飽きることのないゴルフ場であることは間違いない。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:ゴルフスイングの力加減

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クリーブランドウエッジ

 ゴルフスイングのフォームについてはかなりの理論がネットでもある。しかし、意外と注力していないのが、”力のタイミングと量”についてだ。

多くの人は、アドレスからテークバック、トップ、切り返し、フィニッシュとできるだけ最大の力を発揮しようとする。もしくは本人はそう意識していなくても、結果そうなっていることが多い。

最近は力の入れ方についてもいろいろ情報は出てきている。

自分は、車のギアで例えている。

アドレスからトップ、そして切り替えのタイミングまでは、車で言えばニュートラル、すなわちエンジンを使わない。惰性、完成で動かすイメージ(実際には力を使っているのではあるが)。

で、切り返しでシャフトが時計の10時くらいから2速にいれ、9時を過ぎてインパクト前までが3速、そしてインパクトから3時くらいまでが4速で、3時の時点でフィニッシュの形は終え、そこでニュートラに戻し、あとは惰性と慣性だけでフィニッシュにもっていく。エンジンをかけて力を入れてフィニッシュの形をとらないということだ。

こうすると、テークバックからトップくらいまでは、仮に何か物音がして気になったとしたら自らがスイングを止めることができるはずだ。

また、この力関係バランスでのスイングを作るには、やはりドライビングレンジで実際のボールを打つ練習ではなく、まずは素振りで感じることをやるべきだ。

人間はボールを目の前にすると、”打つ”ということに視点が変わるからだ。

素振りで徹底的に身に着けた後に、実際のボールを打っていく。

すぐにはできず、以前のクセやタイミングでまた打ってしまうだろう。

そうしたらまた素振り、またはスポンジボールなどでやり直しをし、それを繰り返していくことが大事だ。

そういうスイング作りは、実際のコースを回っていてばかりではとてもできない。

だからゴルフというのは、上達したければ、実際のプレイを減らして練習に時間を割くほうがよい。

もし、いい環境があるなら、メンバーであるなら、一日中練習場で練習をしていたほうが結果はでる。

しかし、ゴルフはうまくなりたいが、やはり18ホール回りたいというジレンマがあるから難しい。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:ロックダウンでギター始めるやつ

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night view

 この年齢になり、家での時間が多くなってきた環境で、”そうだギターをちょっとやってみよう”って思うようになった。

調べると、案の定、そんな輩は多いらしいw

コロナの影響のようだ。

ギターについては、ちょっとやってみたが、全く自分にセンスがないなあ。これはって思って敬遠がちになりつつも、家にはなんとなく常にギターはあったのだ。

考えてみたら、結婚するタイミングでギターを買った。そしてアメリカ駐在時にもだ。

しかし、一向に上達した実感もなく、またセンスもないなあとおもいつつ。それでもギターを捨ててしまうことはなかった。

ロシアにきても、家の飾りとしてギターも買ったのである。

で、ロシアは一人暮らしでわりと防音も気にならないところに住んでいることもあり、最近、弾くようになった。

レベルは決して高くない。ゴルフでいえば、120くらいをうろちょろしており、いつか100を切れたらいいなあって思っている程度のレベルくらいか。

AmとかEmとか、C,Dなどのローコードは抑えらられる。またFやBmくらいまでだったら抑えることができる。しかし、誰かに習ったこともないし、ちゃんとやったこともないので、へたくそである。最近はYouTube(ま、ゴルフもそうだが)で気に入れば様々な先生がそこに無料でいる。本当は本格的に習ったほうがいいのだろうが、どうもそこまでは腰が重い。

しかし、やってみようと思う。ゴルフもそうだが、ギターはおそらく向こう30年、死ぬまでやれるものであろうから。

下手であるということ。もう上達しないだろうと思えることもあるが、それが故に、もし上達したら楽しいだろうなあ?という楽しみ方はある気がする。

スポーツもそうだが、(自分の場合は野球)自分の人生の最高点までやったものっていうのは後は下っていく一方だから、興味は失われるのだ。ゴルフは幸い、まだまだうまくなれる実感がある。おそらく60過ぎくらいまでは体力的にも技術的にもまだ向上できる気はする。しかし、70になり80になれば、もう衰えるのは目に見ている。そうするとゴルフもやらなくなるような気がしている。ボギーペースで回るようなゴルフになれば、もうきっと楽しくないと思うのが自分の価値観としては予想できるからだ。

そうなると、何もしない老人になってしまう。だから、何か”上達”が期待できるもの。それをやっておきたい。

その意味でギターを始めようって思う。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:新しい働き方

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Dinner for Birthday


 ロックダウンになり、在宅が基本の新しい働き方が定着したなあと思う。

オフィスには行けるようにはなったが、当面は人数を減らしている。イメージとしては週に2回オフィス、3回在宅という感じだ。だから、オフィスに行ったとしても、会議で必要な全員が揃うこと自体が稀であるがゆえに、オフィスにいったとしても打ち合わせはオンラインが基本になる。コミュニケーションの全てがオンラインになったことで、個人的にはずいぶん働きやすくなったと思う。

まず個人的にメールやチャット、デジタルでのコミュニケーションが好きであるということ。むしろリアルの場面より得意だということがある。ま、考えてみればその昔高校のころにやっていた”交換日記”すら毎日だったので、文字や絵によるコミュニケーションが慣れており、好きだったのだと思う。

おそらく周りの人はそうは絶対に思わないだろうが、自己分析している自分は、相当の人見知りであり、対面が苦手なのだ。少なくとも他人はそう思わなくても自分自身はそう思っている。ネットでのコミュニケーションは、その苦手意識のハードルを少し下げてくれる。

また自宅で、時には音楽を聴き、自由にコーヒーを飲み、リラックスした部屋着に近い格好で仕事ができるので、かなり精神面では楽だ。精神面が楽だと、二つの側面で効果的だ。①疲れない、②クリエイティブなことを発想できる。

逆にデメリットは、そうだからゆえ、仕事とプライベートの堺がグレーになり、夜だろうと夜中だろうと早朝だろうと思い立ったら仕事をしてしまうことくらいか。

ま、例えそうだとしても、それでも疲れはしない。いわゆるひと昔前の”働きすぎ”とうう感覚や”残業”という考え方にはいたらない。

今後、もっとそうなっていくだろう。仕事のやり方が変わっていく。

そうなると、定年や年功序列、終身雇用の崩壊もより進むだろう。また本人次第で70歳でも仕事があるかもしれない。

それは決してネットビジネスということではなく、新しい働き方の中で自己の価値を見出すことができる可能性がでてきたのではないかという思いがある。

より自由かつ思いをもった仕事をできるのではないかと思うのである。

 

未来大吉

ロシアンルーレットな未来:渋野日向子のタコ理論スイング

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MP

 ここ数か月、渋野日向子が、青木コーチとともに取り組んでいるのが、”タコ理論”による飛距離アップだ。上半身、腕に極力力を入れない、また右体重を過剰にしないことで、安定と飛距離を伸ばすということで、どうやら成果は出ているらしい。

世の中には、特に最近はGGだのシャローだの、また私も時々Youtubeで見ている三觜さんのハンドル理論など、いろんなことがでてきている。

しかし、全ての教えの”本質”を理解することが必要で、これらの本質を理解すれば、実は、表現やアプローチの方法が違うだけで、ほぼほぼスイングの本質としては同じことを実現させようとしていると考える。

ようするにWHATは一つではあるが、HOWが様々な方法や種類、またコンビネーションがあるということだ。

ゴルフは道具のスポーツだ。シャフトの回転、撓り、捻じれ、それが最大効果をもたらしたときに、フェースの向きもプレグレッションも再現でき、ボールへ最適なインパクトと回転を提供できるというもの。それが実現したいWHATだ。

そのために身体の各部を有効的に使っていくこと。それがどういう細かいWHATにつながっていくかを頭で理解し、練習で身体に覚えさせるか。そのために、人間は言葉で脳に叩き込まなければならないから、タコだのなんだのと覚えやすいように表現するのである。

さて、その重要な一部として、青木コーチも言っている「腕に極力力をいれない」ということ。これは多くの人が実はわかるようでわかっていないなか苦労していると思う。具体的な数値で測れないし、本人が思っていることが、力を入れているのか、入れていないのかもわかりにくい。そして、さらに、腕というが、腕のどこのことだかもわからない。全体なのかある部分なのか。。。だから、これは非常にわかりにくいことだと思っている。腕に力を入れる。これって具体的にはどこに意識的に入れることができるだろうか?二つしかない。胸筋や肩に力を入れることが一つ。もう一つは手首の先、指だ。そのどちらかによって結果として腕全体に力が入ったり抜けたりする。

では、ゴルフスイングではどちらが正解かというと、手の先、指だ。そうすなわちグリップの力によって”腕の力”の強弱は可能になる。そこで多くの人に適応できそうなこと。それが、グリップについては、左手の小指と薬指(右利きの場合)だけをしっかりと握り、後の8本の指は添える程度で終始スイングすることだ。

このことで、テークバックを速くすることができない。切り返しでヘッドを戻すこともできない。レートヒッティング、シャロー、タコスイングなんでもいいのだが、比較的、簡単に実現できる可能性がある。タコだ、イカだというのは、その本人たちが理解しており、それをわかりやすく表現しているだけにすぎない。具体的ではない。タコというのは。プロなりのレベルの高いエンタテイメントな表現だ。長嶋茂雄の言うことは理解できないのと同じだ。

 

未来大吉