ロックダウンになり、在宅が基本の新しい働き方が定着したなあと思う。
オフィスには行けるようにはなったが、当面は人数を減らしている。イメージとしては週に2回オフィス、3回在宅という感じだ。だから、オフィスに行ったとしても、会議で必要な全員が揃うこと自体が稀であるがゆえに、オフィスにいったとしても打ち合わせはオンラインが基本になる。コミュニケーションの全てがオンラインになったことで、個人的にはずいぶん働きやすくなったと思う。
まず個人的にメールやチャット、デジタルでのコミュニケーションが好きであるということ。むしろリアルの場面より得意だということがある。ま、考えてみればその昔高校のころにやっていた”交換日記”すら毎日だったので、文字や絵によるコミュニケーションが慣れており、好きだったのだと思う。
おそらく周りの人はそうは絶対に思わないだろうが、自己分析している自分は、相当の人見知りであり、対面が苦手なのだ。少なくとも他人はそう思わなくても自分自身はそう思っている。ネットでのコミュニケーションは、その苦手意識のハードルを少し下げてくれる。
また自宅で、時には音楽を聴き、自由にコーヒーを飲み、リラックスした部屋着に近い格好で仕事ができるので、かなり精神面では楽だ。精神面が楽だと、二つの側面で効果的だ。①疲れない、②クリエイティブなことを発想できる。
逆にデメリットは、そうだからゆえ、仕事とプライベートの堺がグレーになり、夜だろうと夜中だろうと早朝だろうと思い立ったら仕事をしてしまうことくらいか。
ま、例えそうだとしても、それでも疲れはしない。いわゆるひと昔前の”働きすぎ”とうう感覚や”残業”という考え方にはいたらない。
今後、もっとそうなっていくだろう。仕事のやり方が変わっていく。
そうなると、定年や年功序列、終身雇用の崩壊もより進むだろう。また本人次第で70歳でも仕事があるかもしれない。
それは決してネットビジネスということではなく、新しい働き方の中で自己の価値を見出すことができる可能性がでてきたのではないかという思いがある。
より自由かつ思いをもった仕事をできるのではないかと思うのである。
未来大吉