ロシアでの自動車の運転を開始した。
ロシアというのは、日本のTVでの衝撃映像などでも、よく事故シーンを提供してくれる国であり、実際、事故が多く、慣れない日本人は基本的には車の運転は避けるように決められている会社が多い。
特に平日の渋滞は酷く、かつレーン取りや横入りなども日本人の感覚からすると多少違う部分があるので、確かに日本にいるときより事故確率は多くなるのは否めない。
自分自身アメリカでも運転はしていたし日本でも車を運転しているので運転そのものは問題はないのだが、ここロシアでとなるとさすがに少し緊張はする。
まず、細かいルールや標識などがわからない部分もある。ましてや自分の居住地にはトラムが走っており、これはサンフランシスコで言えばケーブルカー、アメリカで言えばスクールバス、日本で言えば、江ノ電のように優先権としては絶対な存在なのだ。
そこを譲りながらの走りは多少緊張感が増す。
そこで、まずは土曜日の朝一番、7時前に車の通りのない時間帯で運転をしてみる。
逆に前に車がないことで、止まるところもわかりにくかったというデメリットはあったが、車そのものを走らせることは慣れた。ちなみにロシアもアメリカ同様左ハンドルだ。午後になり、店が開いている時間帯で、アシャーン(大型スーパーですね)まで行ってみた。まあ、かなり初心者のように慎重に運転したので大丈夫だった。
こういう緊張感も見知らぬ国で生活を始める醍醐味なのだろう。
こういう一つひとつのことが、なんでもない日常になり、当然のことになってくるとそれが自らがより現地化していった証拠にもなるのだろう。
未来大吉