前もって言うが、自分はゴルフのティーチングプロでも、レッスンプロになるためのコースなどを受講したこともない。もちろん素人である。
(ただ一つだけ言っておくと、生まれてこのかたスコアで100を超えたことはない。初めてやったときから90台で70台で回るのに20ラウンドはかかっていなかったはずということだけは記しておきましょう)
それを前提に自分なりのゴルフ感を話しているだけだ。
これから時々ゴルフについてもブログに残しておこうと思う。
ゴルフほど多くの人がいろんな表現をして話をするスポーツだと思う。
そもそもの「表現」と「解釈」はもうネタか芸術かと言える領域ではないか。
「点なんだよね、むしろ線じゃなくてさあ」「おかもちを持つようにさあ」「小鳥を握るように」とかとか有名どころから個人的に聞くことも含めて、まあ、とにかく表現が多いし、その表現はやったこともない事例だったりするから楽しい。
そして、多くのゴルファーは、それを真剣に語るのだが、実は、無意識の中で、そういったゴルフ特有のユニークな表現を通した会話そのものを楽しんでいるのではないかとすら思える。
練習そのものもそう。「xxxをxxxしてみたら、こうこうこうなって」みたいな話が大好きなのである。
そして、往々にしてよく理解ができるようでできない。本人しかわからない感覚を本人なりに口にするから、本来表現したいことではないことが相手に伝わっているという実態がある気がしてならない。
レッスンプロの話をよく聞いていると、まあ、大概はプロが言いたいことがたぶん表現力の問題で言葉になっていない。そしてそれを聞く側のアマチュアゴルファーが、さらに自分の言葉の解釈をいれて自分の筋肉に伝える。そしてその”感覚”は会話では伝わらないから、私はレッスンプロと生徒さんは究極の伝言ゲームをしているのではないかといつも思っている。w
本当によいレッスンプロというのは、表現が解釈が間違えないようにできる人、そして相手の感覚を察知して、コミュニケーションを修正できる能力がある人だと思っている。最近はレッスンプロYouTuberなどが増えてきている。何人かは本当に参考になると思う。自分もよく練習場でYouTuberレッスンプロの動画を見ることがある。
しかし、それでも大事なプロセスはレッスンプロの表現していること意図していることを自分が納得、理解をし、その脳での理解を練習場で筋肉に伝え、そのGAPを自分が測って、修正を感覚と筋肉とその結果を情報として脳に植え付けること。
この繰り返しが大事である。その意味では、ゴルフというのは世の中の様々な表現を自分なりに解釈をして適応させていく。
まるで国語の授業のような分野ではないかと思うのである。
未来大吉