ロシアに着任してから、初めての土地で”段取り”等に戸惑うことはあれど、なんだろう。”感覚的”なことであまり戸惑うことがない。
昔、ドイツ人に対しても同じようなことを感じたことがあるが、ロシア人というのはひょっとして日本人にとって付き合いやすい方な人種ではないかと感じることがある。
というか自分にとってなのかもしれない。。
社会主義時代も含めて、ヒエラルキーのはっきりした環境で育ったDNAのようなものがあるのか、人に対するリスペクトやわきまえた感じが誤解を恐れずに言うとステレオタイプ(ま、自分がアメリカ男だからか)の外国人という感じがしないのである。
また、おそらくであるが、仕事仲間がすべて英語を話すことから、お互いが外国語をつかってのコミュニケーションであるがゆえ、会話が1段階表面的にならざるをえないからかもしれない。またここロシアで留学をしていないとしても英語を話せる子が多い環境ということは、まず、そういうグローバルな感覚がある人がたまたま周りにいるだけかもしれない(ひと昔の日本のいわゆる海外本部というところで働く人が、ちょっと変だったようにw)
また、自分自身が組織の長というヒエラルキーの上にいるからかもしれない。
おそらく、この3週間で感じたものが数か月たち、半年たち、年月がたつことで、もっと裏側や本音の深いところに触れることができるのだろうと思う。
だから、今感じていることは心にとめておきながら、これがどう変化してくのかということを楽しみにしていきたい。
理想的には、いつかは会話の中心にロシア語をいれていきたいものだ。。。。
それができないから、昨日もタクシーで空港で待ち合わせで待ちすぎてゲートを超えて罰金(1000ルーブル)を支払わされたから払ってほしいと運転手に言われたが、議論も疲れてしまい、あきらめて支払ってしまった。ロシア語ができたら、もっと違っていただろうなと。
ま、罰金を払ったのはどうも本当らしいが。。。まあ、いいか。
未来大吉