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イクラ スモークサーモン丼 それぞれの国が、規制から解除の方向に打ち出してきた。比較論として緩い対応をしてきたといわれている日本も、緊急宣言解除の方向に舵をとる。日本はやはり、結果として、他国のようなパンデミックにならなかった。NYのようには。以前のブログでも記したが、感染症対策はあくまでも、国、組織、家族、個人の総合力であり、最終的には末端の個々人の行動にどう反映されるかで結果が違うはずだ。極論を言えば、政府がどういおうと、個々人で満員電車で完璧な防護服を全員が来て出勤し、それで仕事をすれば、感染などは起きない。もっと細かく言えば、咳が出るときに、一人ひとり全員が手を当て、その手をすぐに自分の持っているハンカチなどで包み込み、ポケットにしまう。帰宅した瞬間に部屋にいくことなく、バスルームで手を洗いシャワーをあびる。言い出せばきりがないが、そういう細かい一つ一つの行動を全員がどれだけやれるかどうかだ。それができないことを前提に、緊急宣言、ロックダウン、法的罰則などを国レベルで施行しなくてはならない。この数か月で、そういう総合得点としての日本はどうだったのだろうか。１億人の個々人の一挙手一投足のデータなどはない。だから、やはり、結果としての、感染者数、死者数で判断するしかないのである。昨日発表された抗体検査においても、０．５％程度。すなわち、これだけ騒がれたコロナであっても、２００人に一人くらいの感染である。集団免疫ができるまでにはどれだけの時間がかかるのだろう。それまで経済を止めるわけにはいかない。食物連鎖の話と一緒で、今日、食事ができ、子供が学校に行ける状態があるのは、そういう社会全体の連鎖の活動の結果なのだから。コロナに一人ひとりが感染しないように最大の努力をして、長期戦で経済を動かしながら、前に進むしかないだろう。その勇気が必要なのだろうと思う。
未来大吉
