miraidaikichiのブログ

ロシアンルーレットな未来 ~Будущее за русской рулеткой~

ロシアンルーレットな未来:ゴルフスイング作りの考え方

f:id:miraidaikichi:20200512173644j:plain

Golf Ball

 久しぶりにゴルフについてです。

ゴルフスイングにはいろんな理論や方法が横行しています。頭を動かさない。体重移動、ボディースイング、小鳥を握るようなグリップ、腋をしめる。肩を回す。ヘッドスピードを上げる。距離を遠くへ。ヘッドの重みを感じろ。シャロースイング、フォースタンス理論。。枚挙にいとまがなく、今ネット時代で、どんな理論や方法も簡単に見ることすらできるのだ。

しかし、私はその大前提としてスイングそのものに対する大きな考え方の違いを指摘しておきたい。それは上記の様々な方法はそうだが、スイングそのものは身体を使ってクラブを動かすということが前提となっている。すなわち、クラブの動きは上記の身体の動かし方の結果論だということ。

私はそこの考えがあるから多くの間違いを繰り返すことになると思っている。スイングはまず、身体で作るのものではない。大前提として、”クラブヘッドとシャフト、グリップがあるクラブ全体が、物理学的に自然に動くにはどうすべきか?”を考えること。そして、身体を使うのではなく、”クラブの自然な動きを支援するだけの身体の動きが結果的に生まれる”ということ。

この二つの考え方をまず納得することから始まると思っている。イメージとしては、

ニュートンの振り子や②遊園地にあるパイレーツという船の乗り物の動きだ。動力を使うのではなく、左右対称の動きが自然と物理的に再現されていく。あの感覚だ。

テークバックとインパクト後のフィニッシュまでのクラブの動きの本質が、このような考えを前提とすると、俗にいう9時3時のビジネスゾーンやハーフスイングなど、全ての動きが、自分の身体を使った動力主流ではなく、上げたクラブが同じ力量だけ戻るという力感とスピード感でなりなっていることが実感できるはず。その感覚をビジネスゾーン、ハーフスイング、クオータースイング、フルスイングで、同感覚で素振りを徹底して身体に染み込ますことができたら、冒頭で列挙した様々な方法は自然と身体で体現できるという感覚がわかるに違いない。

いろんな理論や方法はあるが、まず、この考え方の違いのスタートポイントが重要だと考えているのだ。

 

未来大吉