実質ロックダウン開始して２週目に入りました。仕事は在宅勤務、外出もスーパーに行く程度だが、ある程度の食糧確保も済んでいるので、スーパー自体が不要不急に近い。
たまに外にでてみるが、ほとんど人通りはない。
とりあえず４月末までだというが、そんな簡単に収まる様子がない。
日本もやっと国が緊急事態宣言を出した。が、そもそもそれ自体になじみも理解もしておらず、今回、理解をした人がほとんどだと思う。
日本は、実質海外諸国のような法的強制力をもった措置はしていない。
あくまでも要請のレベルだ。よって、生活がかかっている企業や個人商店などはいくら要請を受けても仕事をやめるわけにはいかないだろう。
日本も徐々に感染者は増えている。しかし、今回のことで、日本の感染者が増えていない理由として、どうしても長年築いた習慣や清潔に対する感覚の違いがベースにある気がしてならない。そんな中、アメリカのギャング映画などを楽しんで観ているのだが、基本的に、我々が若いころある種、憧れをもって見ていたアメリカンな大胆な文化習慣が、こういう時代には後進国のような扱いになっていくのではなかろうかと感じている。今回のコロナにより、世界中のウイルスに対する、また清潔に対する価値観は激変するような気がする。そうした中、ガラパゴス状態だった日本の日本人特有の清潔に対する感覚、姿勢、行動そのものが、諸外国からの見本のように改めて見直されていく気がしてならない。それはルールや規律を守るという基本的なことも含めてだ。
SF映画で見る未来の都市は、おそらく、完璧なウイルス対策がされ、街にはゴミ、ちり一つない世界が広がり、人も完璧なまで綺麗（綺麗の価値観そのものがより身体や健康、精神になってくる）な人たちが歩いている。そして後進国のみが、２０世紀の先進国と言われていた国の町の様子になるのではなかろうか。
そう考えると、アフターコロナにおいては日本が世界で再度浮上するチャンスになるのではなかろうか。失われた２０年、３０年の後に来る、日本の再浮上、そのきっかけに２１年の東京五輪がなる。そんなシナリオを見ながら、まだまだ続く在宅生活を進めていこう。その未来には、ロシアの台頭もあるのではなかろうかと感覚的に思うところもあるのである。
未来大吉
