miraidaikichiのブログ

ロシアンルーレットな未来 ~Будущее за русской рулеткой~

ロシアンルーレットな未来:ゴルフ実力向上編

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レーニン

ゴルフ上達においては勘違いが沢山あるのだが、その一つに「ヘッドスピードを上げる」という考え方。まずはこの1点だけに絞って話をする。

おそらくこの日本語通りに解釈をした人はほとんどの人が対応を間違うことになると思っている。おそらく、ヘッドスピードを上げるためには、腕の振りのスピードとシャフトのスピードとその先いついているクラブヘッドのスピード全てを上げるイメージを持ってしまうはずだ。だから野球のバッドのような練習具や重量のあるクラブを一生懸命振ることにより、スイングスピードを上げるための筋力や瞬発力などを鍛えようとしてしまいがちだ。

しかし、ゴルフのヘッドスピードというのはそういうものではなく、日本語で適切に表現をしようとすると、「クラブヘッドを最も効果的にしならせ、ねじらせ、返させる」という表現が正しいと考える。シャフトは野球のバットとは違いやわらかい。だからしなるし、ねじれるし、そのキックポイントも違う。よって重さや硬さ、トルクやキックポイントなどが自由に選択できる。その違いをどう効果的にパワー化させるかが大事になる。そう考えると、自分の腕の動きやリストの動きが硬く、速いとしなりやねじれが出てこない。よって、イメージとしては腕の動きは相当遅くなるイメージだ。腕が遅くなり、リストワークでシャフトがさらに遅れ、ヘッドは最後まで動かないで、引きずられるようにして戻される。そう海の潮が引き戻されるように地球の引力を使うのだ。

ある経営者が「儲けようとするのではない、結果として儲かるのだ」という話をしているが、それと同じ。クラブヘッドを上げようとしてはいけない。結果としてあがるのだ。それを理解して練習をすると、腕の動きは相当イメージより遅くなり、クラブヘッドは時間差のような形で後から出てくる動きを練習する必要がある。

それがヘッドスピードを上げるということだ。

よって、正しいスイングさえできれば一般男性の体力があれば、60歳くらいでも250ヤードは飛ばないとおかしいはずだと考えている。

さて、では、そのために具体的にどのような意識、体の動かし方、練習方法が必要なのかという話はまた別途する。

 

未来大吉